ラグビー「リーグワン」1部の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)は12日、日本代表NO8テビタ・タタフ(27)が今季(22~23年シーズン)終了後にフランス1部のユニオン・ボルドー・ベグルへ移籍すると発表した。

9月開幕のW杯フランス大会でも活躍が期待されるタタフは「このチャンスをつかみ取り、サンゴリアスで学んだことを生かして成長した姿を見せられるようにベストを尽くしてきたいと思います。しかし、今はまだ先のことは考えず、今シーズン、サンゴリアスがリーグワンで優勝できるようにベストを尽くしたいと思います」と意気込んだ。

サモアで生まれ、トンガで育ったタタフは、東京・目黒学院高から東海大を経て、サントリー(現東京SG)に入団。183センチ、120キロの体格を生かした突破力を武器に、日本代表としても活躍している。

今季のリーグワンは5月に閉幕。大久保尚哉ゼネラルマネジャーは「W杯も大きなチャレンジになると思いますし、ボルドーでも思い切ったチャレンジをして、大きく成長した姿を見せてくれることを期待しています。また、フランスでのチャレンジを終えて日本に戻ってくることがあれば、是非サンゴリアスに戻ってきてくれることを、チーム一同願っています」とコメントした。