男子は、北見選抜が決勝で青森・岩手・北海道合同を6-4で破り、12大会ぶり2度目の優勝を飾った。

劇的な逆転劇で悲願の日本一を達成した。

2-4で迎えた最終第8エンド。複数のストーンがハウス(円)に残る中、北見選抜の選手たちがミラクルショットを連発し、4点を追加して逆転勝ちを収めた。スキップの中原太亜(常呂高)は、「自分たちのストーンが残ってくれたのが最後の大量得点につながった。後半はミスが多く、反省の多い試合になってしまった」と複雑な表情を浮かべた。

北見市は、22年北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレの拠点でもある。中原は「練習施設も同じで身近な先輩たちだけど、男子も負けてられない」と、目標の世界に向けて気持ちを新たにしていた。