「フジヤマペア」こと藤沢五月(31=ロコ・ソラーレ)山口剛史(38=SC軽井沢クラブ)組が予選リーグ2試合に臨み、開幕4連勝を飾った。

2連勝で迎えた3戦目は、冷や汗をかいた。相手の育英館大に的確なショットで攻め込まれ、第7エンド(E)終了時点で6-7。最終の第8Eでパワープレー(ストーンの初期配置を左右どちらかにズラすこと)を行使し、何とか逆転した。

山口は「スタートから非常に悪い入りだった」と反省。藤沢も「危ない試合だった。すぐに修正したいです」と苦笑いを浮かべていた。

その後、同日に行われた4戦目は11-2と快勝。心を切り替え、連勝を伸ばした。

今大会の優勝チームは世界選手権(4月22~29日、韓国)の出場権を獲得する。予選リーグは7チーム総当たり形式で行われ、Cブロックで4連勝中のフジヤマペアは残り2試合。24日に山田茉未、田辺夕真組と、25日に前回王者の吉田夕梨花、松村雄太組との対戦を控えている。