早大スケート部フィギュアスケート部門によるアイスショー「WASEDA ON ICE」が25日、東伏見ダイドードリンコアイスアリーナで開催された。

コロナ禍の21年に始まった部員の手作りのショーは今年で3回目。初めての有観客開催となり、会場には多くの人が訪れた。

西山真瑚、川畑和愛らシニア大会で活躍する選手や、大学から競技を再開した選手まで。グループ分けし、試合同様に「6分間練習」を設けて、各自がプログラムを滑り切った。グループナンバーでは、会場での演技はかなわなかった島田高志郎が振り付けの一部を手掛けた作品を、みなで踊った。

最終グループは大学卒業を区切りに選手生活を引退する4人のスケーターが登場。小室笑凜主将、土屋凜菜、高浪歩未、正村瞭子が集大成の演技に臨んだ。小室は「3年目でここまで多くの方に来ていただき、うれしいです」と感謝した。

ショーには卒業生の永井優香さん、石塚玲雄さんもグループナンバーに加わる演出もあった。永井さんは「OGとしてもうれしいです。これからも毎年、温かいショーを続けていってほしい」と期待した。