全日本スキー連盟は28日、スキージャンプの高梨沙羅(26=クラレ)が、スロベニアのプラニツァで開催されている世界選手権の3月1日の女子個人ラージヒルを欠場すると発表した。

高梨は24日の公式練習中に転倒し、病院に搬送されていた。同連盟によると、検査を受けた結果、脛骨(けいこつ)骨挫傷と診断され、膝の痛み、腫れ、内出血の症状が出ているという。同連盟は「今後のFISワールドカップの出場については回復状況を見て判断いたします」とコメントしている。

高梨は世界選手権の23日の個人ノーマルヒルで20位だった。26日の混合団体は欠場、3月1日の個人ラージヒルは回復状況を見て出場の可否を判断するとしていた。