フィギュアスケートの世界選手権は25日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われる。

日本勢は午前の公式練習で、夜のフリーに向けて最終調整。ショートプログラム(SP)首位で日本男子初の2連覇が懸かる宇野昌磨(25=トヨタ自動車)は、4回転ジャンプの回転が抜ける場面が目立ったが、時間いっぱい調整した。

4・25点差で追うSP2位のイリア・マリニン(米国)は、自身が今季世界初成功させたクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を着氷させた。

SP7位の友野一希(上野芝スケートクラブ)はフリー曲をかけての通しで、軌道やスケーティングの確認を行った。同17位と出遅れた山本草太(中京大)は通しでトーループ、サルコーの4回転2本を着氷させた。

フリーは25日午後5時20分から行われる。主な滑走順は以下の通り。

〈8〉山本草太(中京大、SP17位=75・48点)※午後6時31分開始

〈18〉友野一希(上野芝スケートクラブ、SP7位=92・68点)※午後8時14分開始

〈19〉ジェーソン・ブラウン(米国、SP6位=94・17点)※午後8時半開始

〈20〉ケビン・エイモズ(フランス、SP5位=95・56点)※午後8時38分開始

〈21〉キーガン・メッシング(カナダ、SP4位=98・75点)※午後8時46分開始

〈22〉チャ・ジュンファン(韓国、SP3位=99・64点)※午後8時55分開始

〈23〉イリア・マリニン(米国、SP2位=100・38点)※午後9時3分開始

〈24〉宇野昌磨(トヨタ自動車、SP1位=104・63点)※午後9時11分開始