NBAは19日、プレーオフ(PO)1回戦(7回戦制)第2戦が各地で行われ、西カンファレンスのレイカーズの八村塁(25)は敵地メンフィスでのグリズリーズ戦で20得点を挙げたが、チームは93-103で敗れて通算成績を1勝1敗とした。

「オフェンスでチームは試合の始めからリズムに乗れなかった。相手は(エースの)モラントがいなかったことで一丸となっていた。しっかり試合のビデオを見て、次の試合に備えたい」と振り返った。

八村は、PO自己最多の29得点を挙げた第1戦に続くベンチスタート。第1クオーター(Q)に好調の3点シュート(3P)を決めるなど、前半を9得点で折り返した後半。第3Qで追い上げの中心として奮闘した。

残り5分24秒からレブロン・ジェームスに代わって登場。残り4分31秒のレイアップショットで2戦連続2桁得点となる11得点目を挙げ、60-69と点差を1桁に縮めた。残り4分3秒ではボールを受けると迷うことなく3Pへ。決めると思わず笑顔をのぞかせた。

残り2分36秒ではゴール下に潜りこんでファウルを誘発。フリースローを2本決めた。残り2分5秒でもフェーダウェイショットを決めて、このQだけで11得点を挙げ、20得点に乗せた。

最終第4Qは1桁点差を巡る攻防で、強豪グリズリーズが優勢。八村はボールを触る機会が少なくなり、3Pも外した。試合が決まった残り30秒まで出場を続けたが、このQは無得点に終わり、チームも敗れた。

32分1秒の出場で、20得点、5リバウンド、2アシスト。ショット成功率は58・3%(12本中7本)、3Pは50%(4本中2本)だった。