昨季の4大陸選手権と世界ジュニア選手権を制した三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)が今季初戦に臨み、合計272・51点で優勝した。フリーで7本のジャンプを決め、180・91点をマーク。「去年培ったものが確実に力に表れている」とうなずいた。
新フリーはシェイリーン・ボーン氏が振付を担当した「進撃の巨人」。曲調に合わせ、ハードに力強く舞った。冒頭でトリプルアクセル(3回転半)-1オイラー-3回転サルコーを降りると、4回転トーループ、4回転サルコーも成功。後半では4回転-3回転の連続トーループでも出来栄え点(GOE)で2・53点の加点を導いた。
強弱のついた演技で「進撃の巨人」の世界観を演出。ジャンプも安定感が光り「今までだったら、自分のジャンプまで暴れ出して一緒に死んでいっちゃうけど、それがなくなったのが1つ成長したところかな」と控えめに笑った。
前日11日は午前にげんさんサマーカップ(滋賀・大津市)に出場。午後から木下トロフィー争奪大会(京都・宇治市)にも登場し、異例の“1日2ショートプログラム(SP)”を完遂した。13日には、げんさんサマーカップでフリーに出場を予定しており、3日で4演技に挑む。「もう1試合は課題を直して臨みたい」。優勝に浸ることなく、視線はすでに、明日へ切り替わっていた。【藤塚大輔】


