男子ショートプログラム(SP)が行われ、22年世界ジュニア選手権銅メダルの壷井達也(20=シスメックス)が81・07点で首位発進となった。

冒頭の4回転サルコーを決めると、続くトリプルアクセル(3回転半)も成功し、唯一の80点超えをマーク。ただ、3本目のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプが着氷ミスとなり「すごく悔しい。6分間(練習)で質の良いものを跳べていた」と顔をしかめた。10月1日のフリーへは「練習してきた自信があるのでつなげていきたい」と意気込んだ。

2位はシニア転向1年目の佐々木晴也(20=京都大)が入り、77・14点を記録。3位には、昨年から現役復帰している織田信成(36=大阪スケート倶楽部)が74・83点でつけた。

◆男子SPの上位成績

〈1〉81・07点 壷井達也(シスメックス)

〈2〉77・14点 佐々木晴也(京都大)

〈3〉74・83点 織田信成(大阪スケート倶楽部)

〈4〉72・76点 片伊勢武アミン(関西大)

〈5〉69・43点 三宅星南(関空スケート)

〈6〉65・85点 本田ルーカス剛史(木下アカデミー)

〈7〉64・12点 木科雄登(関西大)