1試合を残して2大会連続五輪出場を決めた男子日本代表(世界ランキング4位)は、最終戦で同じく五輪出場を決めている全勝の米国(同2位)と対戦。2-3で逆転負けした。

歓喜の涙から一夜明け、スタメンをガラリと入れ替えた日本。レギュラーの関田誠大(29=ジェイテクト)に代わって出場したセッターの山本龍(22=ブカレスト)は「自分の出来はあまり良くなくて、そこに悔しさがあります」と反省の言葉を口にした。

27得点のオポジット宮浦健人(24=パリ)、17得点のアウトサイドヒッターに大塚達宣(22=パナソニック)と攻撃陣は成果を出したが、勝負どころで落としての逆転負けに「取りたいところでの精度というか、もっと打たせるところに持っていきたかったというのが正直な思い。今日発揮したのが自分の実力。パリが決まりましたけど、このメンバーに入れるかっていのうは全然分からない」と危機感を強めていた。