国際オリンピック委員会(IOC)は16日にインドのムンバイでIOC総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の追加競技として、野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、スカッシュ、ラクロスの5競技を承認した。
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「クリケット」は1900年の第2回(近代五輪)大会以来128年ぶりの復活となる。日本の同競技の拠点となる栃木・佐野市では、日本クリケット協会(JCA)の幹部や日本代表選手らがモニターで総会の様子を視聴し、歓喜の瞬間を見守った。
10日にロサンゼルス五輪大会組織委員会によって追加競技候補に選ばれた際にはJCAは「LA28でのクリケット追加に向けた動きを歓迎し、IOC総会で正式決定されることを期待しています」とのコメントをホームページで掲載。その時を待ちわびていた。
◆クリケットとは 11人対11人でバットとボールを使い、点を取り合う球技。野球でいうイニングは1回だけ、10アウトで交代。野球の本塁打のように柵を越えれば得点が入り、飛球を捕球されるとアウト。投球時に肘を曲げてはいけない、捕球は素手など、野球との違いも多い。世界最高峰の大会は、4年に1度開催のW杯。英国、オーストラリア、インド、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に人気を誇り、競技人口はサッカーに次いで世界2位ともいわれる。トップ選手の年収は30億円を超える。近年は日本でも「クリケットのまち」や拠点が栃木県佐野市、東京都昭島市、千葉県山武市、神奈川県川崎市、静岡県富士市、大阪府貝塚市、宮城県亘理町など関東から全国に広がっており、ジュニア世代を中心に競技人口が増加。競技人口は19年に4000人を超えた。


