【バンクーバー(カナダ)=阿部健吾】昨季の4大陸選手権と世界ジュニア選手権で2冠を達成した三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)は、後半のジャンプミスが手痛かった。

冒頭の4回転サルコー-3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)と着氷。だが、基礎点が1・1倍となる演技後半の4回転トーループが2回転となり、80・80点にとどまった。

昨年大会は第1戦スケートアメリカに続く2位。「昨季の思い出に残った大会の1つがこのカナダ大会。縁起はすごい良いと思うんですけど、ただ自分が優勝できなかったのが悔しかったので」。GPファイナルまで進出したが、シリーズの表彰台の頂点に立てなかった。「今シーズン初戦でしっかり優勝して、次につなげるのが1番の目標です」と初優勝を思い描いていた。

巻き返しを目指すフリーは、28日(同29日)に行われる。

【GPシリーズ第2戦スケートカナダ 男子SP写真付きライブ速報】はこちら>>