ショートプログラム(SP)首位の高木謡(15=東京女子学院高)が頂点に立った。

フリーもトップの110・80点を記録し、合計175・61点。演技後は「優勝できたという気持ちは、すごくあってうれしいけれど」と前置きし、中盤の3回転サルコーが2回転に抜けたことを「あまりミスしない。悔しい。練習で10本跳んだら、10本跳べるように練習したい」と悔やんだ。

上位11人が全日本ジュニア選手権(17~19日、滋賀)に進出決定。上位選手とコメントは以下の通り。

<1>高木謡(東京女子学院高)175・61点

「今回失敗したところを練習して、全日本ジュニア(選手権)ですてきな演技できるようにしたい。世界ジュニア(選手権)に行きたいので、そこを目指して頑張りたいです」

<2>奥野友莉菜(駒場学園高)158・94点

「ずっと目標にしてきたセカンド(連続ジャンプの2本目)の3回転トーループを、どっちもしっかりと降りられたのが一番の収穫です。(全日本ジュニア選手権は)昨季(6位)よりもさらに上にいきたい。全日本選手権の切符を獲得して、フリーに進出したいです」

<3>中尾歩(埼玉アイスアリーナFC)157・65点

「初めて3位になれて、すごくうれしいです。まずは次の全日本ジュニアでフリーに進んで、去年よりもいい演技をして、将来はお客さんに私のスケートを見て笑顔になってもらえるような選手になりたいです」

<4>岩本愛子(白鳥FSC)154・75点

<5>岡万佑子(ROYCE’F・S・C)149・05点

<6>今関友梨香(MFアカデミー)142・02点

<7>千葉美乃花(埼玉栄高)137・52点

<8>入江美友(Mエイトクラブ)132・76点

<9>北見奏(MFアカデミー)132・01点

<10>宮本琉花(白鳥T・FSC)130・62点

<11>瀬川穂乃(仙台FSC)130・35点

<12>穂積乃愛(駒場学園高)129・19点

<13>前田悠名(東京女子学院中)128・41点