SP3位の高木謡(15=東京女子学院)がフリー120.34点の合計183.96点を記録し、4位となった。

3回転ルッツ-2回転トーループを決め、ダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループも着氷。昨季の世界ジュニア女王・島田麻央の次の順番だったが「点数が出ることはわかってたので、大丈夫だった」と余裕を見せた。

昨年大会7位から、3つ順位を上げた。

「不安もあったんですけど、まとめられたと思う。お客さんが温かい応援をしてくださったので、すごく力になりました」と笑顔で振り返った。

ジュニアグランプリ(GP)シリーズでも、第1戦タイ大会4位、第4戦日本大会準優勝と好成績を収めてきた。

GPファイナル出場は逃したが「あと1歩。ファイナルに行ってる選手にレベルが追いついていないと感じました。来年出られるように頑張りたい」。

中でも、特に尊敬するのは昨季の世界ジュニア選手権銀メダルのシン・ジア(韓国)。

「完璧」とする韓国人選手の演技を追いかけ、表現に磨きをかける。