【北京=藤塚大輔】11月のNHK杯で優勝した鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が、103・72点を記録した。
GOE(出来栄え点)で大きく加点をつける4回転サルコーからスタート。その後も4回転-3回転の連続トーループを危なげなく決めると、トリプルアクセル(3回転半)も成功させた。
「北京の氷」は好相性だった。会場は異なるが、銀メダルを獲得した思い出深い地。6日の公式練習では「すごい似ているな」と足元から伝わる共通の手応えを感じ、声を弾ませていた。
21年はシリーズ2連勝でファイナル出場を決めたが、コロナ禍で中止になっただけに試合前は「新しいフレッシュな気持ちで臨めるかな」と初出場にワクワクを隠しきれなかった。世界のトップとの対戦に「こうやってハイレベルな中で練習するとすごく楽しいです。本当にいい気持ちで明日試合に臨めそうだな」と高揚感を高めていた。
心は熱く、頭は冷静に。この日は、落ち着いた表情で滑りきり、思い出の地で再び実力を示した。
フリーは9日に行われる。


