2大会連続準優勝のデンソー・アイリスが、悲願の初優勝を遂げた。11連覇を狙ったENEOSサンフラワーズを決勝で破った

1年の充電期間を経て今季からデンソーに加入した馬瓜エブリン(28)は、優勝インタビューで「新しい歴史をつくりました!」。大勢のファンの前で叫び、拍手を浴びた。

今季から一緒にプレーするチームについて「すっごく、すっごく、すっごく真面目なチーム」と表現。「でもこうしてコツコツやってきたからこそ、取りたかった1勝を手にできた」とたたえた。

トヨタ自動車時代にはリーグ制覇に貢献。そのときの経験を仲間に伝えた。「とにかく勝ったら楽しいよと言い続けた。でもENEOSさんは10連覇しているチームで、簡単に勝てる相手ではない。どうやったら勝てるか考えて、自分たちの雰囲気をつくっていこうと声をかけた。体現できて良かった」とうなずいた。【奥岡幹浩】