東地区5位福島ファイヤーボンズは守備からリズムをつくり、西地区6位奈良に74-56で快勝。
エンリケ・スニガ・スーパーバイジングヘッドコーチ(SVHC=47)は不在だったが、加藤嵩都(23)ら3人が2桁得点をマークし、勝利を呼び込んだ。
守備から流れを引き寄せるプレースタイルを存分に表現した。1点リードで迎えた第2クオーター(Q)は開始約4分間を無得点に抑えるなど、わずか6失点。エリック・ウェイスリングヘッドコーチ(HC=35)は「完璧に近い守備だった」と称賛。「『守備からリズムをつくれば攻撃がついてくる』と常に言っている。これからも継続してやっていかなくてはいけない」と気を引き締めた。第4Qはこの日13得点の加藤がこのQだけで7得点と存在感を発揮。また、課題のひとつとして力を入れてきたフリースローが7/7と成功率100%をマークした。
試合前のミーティングで「信じられるのは選手だけ。人のせいにせず、お互いの選手のためにプレーをしよう」とテーマを掲げた。その結果、コート内外関係なくチームがひとつになり、福島の目指すプレースタイルへとつながったという。だが、これで満足はしない。加藤は「今季で1番の守備だったが(福島は)状態が良くなったり、悪くなったりするので、この守備を基準にして今後の成長につなげたい」と意気込んだ。
次節は20日、ホームに東地区首位A千葉を迎え撃つ。加藤は「首位とかは関係なく、自分たちのバスケットができれば勝てると思うので、守備からリズムをつくっていきたい」と意気込んだ。福島は11月4、5日新潟戦以来連勝がない。上位を倒して連勝し、巻き返しを狙う。【木村有優】


