3大会ぶり4度目の日本一を目指す桐蔭学園(神奈川)が、大阪桐蔭(大阪第2)を破って、7日の決勝に駒を進めた。

10-0の後半11分に決めたこの日2つ目のトライが、桐蔭学園の勝利を大きく引き寄せるものになった。中央でのラックからSH渡辺晃樹(3年)、SO萩井耀司(3年)、FB吉田晃己(3年)、WTB田中健想(3年)が流れるように左サイドへ展開。最後はライン際で受けたWTB古賀龍人(2年)が前方へ蹴り出し、一気に相手を追い抜いた後、転がるボールをたたきつけた。

古賀は「(2回戦の)松山聖陵戦でもやっていて、キックを使って裏を取るっていう考えが頭にあった。うまく転がってくれて、3年生がつないだボールからトライを取れて良かった」。チーム全体が連動したアタックからの得点を喜んだ。

今大会では、初戦の2回戦で4トライ、3回戦で3トライを決めて、一時はトライ数トップに躍り出た。準々決勝ではノートライに終わったが「味方からボールを要求することにフォーカスを当てて、ボールタッチ回数を増やしていこうと臨みました」というこの日、貴重なトライでチームを決勝の舞台に導いた。

「あと1つ。3年生の方々がつないでくれたボールを大切にして、最後しっかり取り切りたいです」。3年生と戦うラストマッチでも、古賀は果敢にトライを狙う。【永田淳】