静岡ブルーレヴズが、今季ホーム初白星を挙げた。12チーム中11位の花園に50-12と快勝。ヤマハスタジアムでの勝利は、昨季第6節(昨年1月29日、21○0東葛)以来1年ぶりとなり、応援に駆けつけた磐田市内の中学2年生約1800人を含む5200人超を喜ばせた。勝ち点5を積み上げ、順位を3つアップさせ、5位につけた。
前半6分、守備突破を許して先制トライ(T)を奪われた。だが4分後に反撃を開始。5-5の振り出しに戻すとゴールキックや追加Tなどで19-12の7点リードで折り返した。後半ではレッドカードなどで1選手を欠いた相手に数的有利な展開で5Tを奪う猛攻。同40分を無失点に抑えきった。
チームから26日、南アフリカ代表のクワッガ・スミス(30)が前節での長内転筋腱断裂により長期離脱することが発表された。主軸の代わりに主将を務めたフランカー庄司拓馬(25)が攻守で体を張り、チーム勝利に貢献した。前半10分過ぎに顔面から出血した庄司だが止血処理でプレーを続行。相手攻撃に「自分たちはしっかり我慢して崩れずにディフェンスでき、僕や他選手のジャッカルでターンオーバーできた」と胸を張った。
ベテランに加え、若手も果敢にTを奪った。後半11分、WTB山口楓斗(24)が3試合連続のTを決めると、同12分に途中出場した奥村翔(25)もラスト2分でダメ押しの2試合連続Tに笑顔を見せた。次節(来月24日)アウェーの9位相模原戦まで約1カ月間、試合がない。大黒柱不在でも上位チームと渡り合えるよう、チーム力にさらなる磨きをかけたい。


