過去最高の3位超えを目指すレギュラーラウンド(RR)6位のトヨタ車体クインシーズが、準決勝に駒を進めた。

2季ぶりの王座奪還を目指した同3位の久光スプリングスと対戦し、フルセットの激戦を制した。25日には、2連覇を目指すRR2位のNECレッドロケッツと対戦する。

RRの2戦ではともにストレート負けと相性の悪かった難敵を相手に、劣勢でも戦う姿勢を貫いた。第1セット(S)は2-5と先制を許しながらも、中盤以降は拮抗(きっこう)した展開。18-20から鴫原ひなた主将のブロックなど3連続得点で逆転すると、そのまま25-23で取り切った。

第2Sを23-25、第3Sを24-26で落としたものの、一時は各セットで8点差、6点差を追いつくなど、食らい付く姿勢を崩さない。第4Sを25-20で奪取し、セットカウント2-2で迎えた最終第5S。3連続失点でリードを許したが、ここでも諦めなかった。土壇場で12-12の同点に追いつくと、マッチポイントから相手のミスを誘い、逃げ切りに成功した。

鴫原は「勝った瞬間も『勝ったの?』って信じられないくらいだった」と喜びをかみしめた。1951年創部の古参チームだが、これまでの最高成績は3位。準決勝は昨季覇者のNECが待ち受ける。「テンションが上がってしまっているので一度気を引き締めて、また勝つことを信じてできれば今日みたな結果になる」と自信をみなぎらせた。