ショートプログラム(SP)2位の島田麻央(15=木下アカデミー)が、日本勢初の連覇を達成した。

アクセルがだめでも、4回転がある。

島田は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は着氷が乱れたが、続く4回転トーループをクリーンに成功させた。

基礎点9・50点に、出来栄えで2・31点を加えて、ジャンプ1本で11・81点を獲得する衝撃の完成度。

0・88点差でSP首位だったシン・ジア(韓国)を、見事に逆転した。

キスアンドクライで、スコアを確認すると、涙があふれた。隣の浜田コーチに頭をなでられた。浅田真央も安藤美姫も成し遂げられなかった、日本勢初の2連覇達成。

プレッシャーのかかる場面で、シーズンベストの演技を披露した。

「(トリプル)アクセルは決まらなかったけど、去年から苦しんでいた4回転(トーループ)を大舞台で決めることができてうれしい。シーズンベストをこの舞台で出せてよかった」。

フリー145・76点の合計218・36点。昨年大会はフリーでシニアを含む昨季世界最高の152・76点を記録して、合計224・54点でV。14歳4カ月4日での優勝で、05年浅田真央の日本勢最年少V記録を更新していた。

年齢制限で26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には出られないが、五輪は「一番高い目標」。

6年後の2030年冬季五輪を視野に入れて進む。