オリンピック(五輪)2大会連続出場を目指す松元克央(27=ミツウロコ)が1分47秒69をマークし、全体2位で19日の決勝に駒を進めた。1分48秒49でトップ通過した午前の予選後に「狙っていた泳ぎができた。準決勝はタイムを上げたい」と話していた通り、有言実行で0秒80伸ばした。

この種目の日本記録保持者だが、2月の世界選手権(ドーハ)では準決勝でよもやの敗退。「落ち込んでいる暇はない。ズルズルと引きずらず、切り替えた」とスイッチを入れ直し、黙々と練習を重ねてきた。

パリ五輪切符が懸かる今大会。実績十分の立場ながら、緊張感を持って臨んでいる。「失敗したらいけない不安もある。東京五輪の選考会は自己新、日本新を目指していた。また違った緊張感がある。足をすくわれないようにやりたい」。決勝に向け「思い切って、あと1本泳ぎ切るだけ」と気合を入れた。