20日(日本時間21日)に行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が行われ、56年ぶりの3連覇に挑む坂本花織(23=シスメックス)は出場35人中の最終35番となった。

世界ランク上位順位からのくじ引きとなり、1番手に登場。上位3人の中で最終組の33~35番を決める抽選で、3分の1の確率で大トリを引いた。順番が告げられると苦笑い。着席すると両手で顔を覆ったり、天を仰いだり。退席時には「引きたくなかった。喜びの声はありません」と涙顔を浮かべながらも、最終的には「頑張るよ、もう!」と自分に気合を入れるように宣言した。

2連覇している過去2大会のSPはともに最終滑走ではなかった。重圧がかかる順番で3連覇への挑戦が始まることになった。

ともに初出場の千葉百音(18)は25番、吉田陽菜(18=ともに木下アカデミー)は29番となった。