【モントリオール(カナダ)=阿部健吾】2連覇がかかるペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(22)、木原龍一(31=木下グループ)組が午後のショートプログラム(SP)を前に、本番リンクでの最終調整に臨んだ。

衣装を着て、入り方を難しくしたデススパイラルやジャンプの確認にいそしんだ。

19日に行われた滑走順抽せんでは、24組中22番滑走となり、午後3時26分(日本時間21日午前4時26分)から演技を開始する。

今季は木原の腰痛で昨年9月の大会を最後に試合から遠ざかった。復帰戦だった2月の4大陸選手権は2位。フリーは北京五輪があった21-22年シーズンの演目「WOMAN」に戻して、大一番を迎える。

18日の公式練習後、三浦は「しっかりと調整してきた。(2連覇の重圧は)ない。私たちは、やっぱり追いかける側なので、自分たちができることを、としか思っていない」、木原は「(腰の痛みは)まあ大丈夫。確かな練習をしっかり積んできたので、自信はもう戻った。(2月の)4大陸選手権より仕上がっている」と自信をみせていた。