フィギュアスケートの世界選手権(カナダ・バンクーバー)のペアで2位となった三浦璃来(22)、木原龍一(31)組(木下グループ)が23日(日本時間24日)、銀メダルを受け取った。

21日(同22日)のフリー演技後、木原が運動誘発性ぜんそくを見られる症状で過呼吸症状となり、表彰式を急きょ欠席していた。この日、会場隣接のファンゾーンで行われたフリーの上位3組にメダルを贈る「スモールメダルセレモニー」の際に機会が設けられ、2人には銀メダルも贈られた。木原は英語で欠席した理由と周囲への感謝を述べた。

その後は司会者、ファンからの質問にも答え、ユーモアな回答で元気な姿もアピール。今週のハイライトについては、「調子が悪くなってストレッチャーに乗らせていただいたんですが、普段は(演技で)リフトをする側なので、パートナーの気持ちが分かりました」。今後のオフにしたい事を聞かれると、「日本でしっかり病院を巡るツアーを。歯医者など、すごくいろんな体のところをチェックできるので、来シーズンに向けて準備できると思ったらワクワクしてます」。どちらも大うけし、木原も笑みがこぼれていた。