金髪軍団が金色の優勝トロフィーに王手をかけた。2連覇を狙う琉球(西地区2位)が初優勝を目指す広島(ワイルドカード)を74-62で下して先勝した。5本の3点シュートを成功させてチーム最多15得点の今村佳太(28)や、終盤の大事な局面で外角シュートを決めた岸本隆一(34)松脇圭志(27)など、大勝負に向けて髪の毛を染めた選手がずらり。一体感を高めて、連覇に王手をかけた。

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気合の金髪に染め上げた琉球の選手たちが、躍動した。勝利の立役者となった今村は、髪の毛同様に明るい表情で「まずは初戦を取れてホッとしている」と笑顔。「でもまだ何も成し遂げていない。受け身にならず、明日も自分たちが勝ち取りたい」と宣言した。

開始早々に今村が3点シュートを決めると、チームは一気に流れに乗った。いきなり8-0でリードするなど、王者の実力を発揮。持ち前の守備力も発揮し、前半を43-25で折り返した。第4クオーターに反撃を受け、最大24点あったリードを8点差に縮められたが、残り2分28秒で今村がこの日5本目の3点シュートを射抜いて再び突き放した。さらに岸本も立て続けに外角のシュートを成功。松脇、ダーラムなど金髪軍団がまばゆい輝きを放った。

今季の琉球は西地区7連覇を逃した。苦戦が続いていた中でレギュラーシーズン終盤、悪い雰囲気を振り払おうと、若手が明るいヘアカラーにイメチェン。27歳の松脇は同学年の牧に誘われ「しぶしぶ」ながら、髪の毛を金色に染めた。プレーオフに入るころからチーム内の金髪率は増加し「勝つごとに増えている」と松脇は誇らしげ。準決勝を前にダーラムも金髪となり、SNSで話題を集めた。

これまでもCSには髪の毛を明るくして臨むことが多かったという今村だが、「若手選手たちが雰囲気や流れを変えようとしてくれた」と感謝。「似合っているかどうかは別として、こうして金髪集団のようになり一体感は生まれている。ファンの皆さんも楽しみに見てくださっていると思う」。チームのムードも明るさを増すばかり。まぶしく輝く日本一のタイトルまであと1勝だ。【奥岡幹浩】