昨季のジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者の中田璃士(りお、16=TOKIOインカラミ)が、78・24点で首位発進した。

スピンに細かなミスはあったものの、トリプルアクセル(3回転半)や3回転フリップなど3本のジャンプを全て着氷。久しぶりの国内試合で80点に迫る滑り出しに「ジャンプは良かったかな」と、自らに及第点を与えた。

その一方で、演技後半のルッツ-トーループの連続3回転を回避し、トーループ-トーループの組み合わせに変更。「ずっとエッジエラーで、決まったことがない」と幼い頃から苦手意識を持つルッツだが、「唯一やれるのがこのショートだった。やればよかったな」と頭をかいた。

今季は、今月のジュニアGPシリーズ最終戦の中国大会(無錫)で優勝。12月にフランス・グルノーブルで行われるジュニアGPファイナルで日本男子史上初となる連覇を目指す。同大会には今季ジュニアGPシリーズ2大会を制したライバルの米国のジェイコブ・サンチェスも出場予定。「すごく仲がいいので、楽しんで一緒にワンツー(フィニッシュ)できたらなと思います」と見通していた。

西野太翔(神奈川FSC)が75・48点で2位、森遼人(MFアカデミー)が65・62点で3位だった。

フリーは27日に行われる。