宇都宮ブレックスが東地区上位対決を制し、2位群馬に今季最大の5ゲーム差をつけた。

同じ失敗は犯せなかった。前節のA東京戦は第4クオーター(Q)最大10点リードしながら逆転負け。この日も第3Q終了時点で8点をリードしながら、第4Qにじりじり点差を詰められた。

しかし、落ち着いていた。5点差となった残り5分あたりで3つ立て続けにファウルを獲得し、比江島慎やギャビン・エドワーズらがフリースローを確実に決めていく。残り1分を切って2点差にまで詰められたが、D.J・ニュービルがフリースローを2本決め、最後はグラント・ジェレットがオフェンスリバウンドを奪い、駄目押しのジャンプショットを決めた。

「クロージングのところで危なっかしいところはあったが、敵地で勝ち切れたのはすごく大きいと思う」

ジーコ・コロネルヘッドコーチ代行が振り返る。試合終了まで27秒のところで、ボールコントロールにたけた鵤誠司を送り出すなど、なりふり構わず逃げ切りを計った。

一方で、ターンオーバーが今季ワーストの17を数え、後半だけで11あったのも事実。比江島は「アルバルク戦の時も含めて、もっと相手の流れを断ち切るようにしないといけない。群馬さんとはチャンピオンシップでも戦う可能性がある」と言う。強豪相手のこの2試合は、チャンピオンシップに向けて、良いシミュレーションになった。【沢田啓太郎】