【ボストン=松本航、藤塚大輔】初出場の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が5位発進となった。

冒頭で得点源の4回転ルッツを成功させるなど、91・26点を記録。メダル圏内の3位シャイドロフ(カザフスタン)まで3・51点差につけた。

緊張感高まる状況で、佐藤が力を出し切った。今大会は2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の国・地域別出場枠獲得がかかっている。日本勢の全3選手がフリーへ進んだ上で、上位2人の総合順位が合計「13」以内となれば最大3枠を確保。壷井達也(シスメックス)がSP24位と出遅れる中、2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)と合わせて3枠圏内につけた。

ジャンプの2本目こそ4回転-3回転の連続トーループが4回転-2回転となったが「最後まで、すごく落ち着いていたかなと思います。練習からすごく緊張していて、始まる前に『本当にどうなることかな』と思っていたので、実際に本番なってみたら緊張していた分、あまり緊張せずにリラックスできていたかなと思います」と振り返った。

フリーは29日(日本時間30日)に行われる。この日の大歓声も力に「終わってからも、すごい歓声で、すごくうれしかったです。フリーではいい演技ができたらいいなと思いました」とさらに上位浮上を目指す。

前回王者のマリニンは、自己ベストの110・41点で首位発進した。