世界ジュニア選手権3連覇の島田麻央(17=木下グループ)が今季初戦に臨み、67・81点で暫定首位となった。
2日間にかけて行われるSPで第1日時点でトップに立ち「大きなミスなく終わることができて良かった」と安堵(あんど)した。ただ、約1カ月前から右足裏に痛みがあり、患部周辺にも炎症が起きていると告白。この日もダブルアクセル(2回転半)と3回転ループは降りたものの、ルッツ-トーループの連続3回転ジャンプはやや耐えながらの着氷となった。「足の使い方が良くないので痛めている」といい「あまり良いルッツじゃなくなってしまっているので、跳び方を見直したい」と省みた。
一方で表現面は進歩を口にした。今季のSPは自身初のジャズナンバーとなる「ゲット・ハッピー/シング・シング・シング」を使用。「3年前の自分だったらもっとできていなかったと思う。ここ数年で少しは踊れるようになってきた」と手応えを感じている。
表現力の向上にあたっては、男子で22年北京五輪銀メダルの鍵山優真の演技を手本にしているという。鍵山も今季のSPでジャズの楽曲に挑んでおり「止めるところは止めて、自由なところは自由に動いているので、力が入っていながらも、うまく抜けているように見える。ジャンプの直前まで踊っているので、ジャンプも演技の一部分のように跳んでいて、そういうところを目指したい」と重ねた。
進出が濃厚な上位24人による11日のフリーへは「今できる一番の演技ができるように調整していきたい」と見据えた。【藤塚大輔】


