ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権ノーマルヒル(札幌市宮の森ジャンプ競技場)の公式練習は8日、積雪により中止となった。9日午後1時からに変更となり、同2時から競技開始する。
ウインタースポーツなのに、積雪で飛ぶことができないのはなぜか? 理由はジャンプ台の“冬支度”がまだできていないからだ。ランディングバーンには人工芝が敷かれており、夏は選手がその上に着地する。雪で覆われている冬も、実はその下には雪がずり落ちるのを防ぐためのネットが設置されているのだ。
北国・札幌とはいえ、7日までは積雪がなく、一面雪景色となったのはこの日の朝。宮の森ジャンプ競技場にはまだ、ネットが設置されていなかった。また仮に設置されていたとしても、10センチ前後の積雪量ではネットを覆いきれず、着地は不可能。ランディングバーン上をきれいに除雪するしか道はなかったが、間に合わなかった。
公式練習に参加予定だった高梨沙羅は「今日はちょっと時間的に難しかったけど、明日(9日)までにはたっぷり時間があるので」と、除雪作業にあたる大会関係者に感謝しつつ、大会実施を期待していた。


