【プラハ=藤塚大輔】「うたまさ」こと吉田唄菜、森田真沙也(ともに22=木下アカデミー)組は、自己ベストを大幅に更新する72・33点で15位だった。
冒頭から躍動感のある演技で会場を沸かせた。ミスなく通し、目標としてきた70点台超えをシーズン最終戦で初達成。従来の最高得点だった69・69点を大きく上回った。キス・アンド・クライでは2人そろってガッツポーズ。声を出して喜びを爆発させた。
吉田は「ここまで頑張ってきて良かった。70点を3シーズン目でやっと突破できた。これからどんどん点数を上げていけるように頑張りたい」、森田は「この大会で結果を出せて、目標を達成できた。今後ももっと上を目指して頑張っていけるように」と胸を張った。
初出場だった昨年はフリーダンス(FD)進出を逃して22位だったが、早々にFDを決め、1年間での成長を示した。
23年春に結成し、今季から拠点を京都からカナダ・ロンドンに移し、元五輪王者のスコット・モイア氏らから指導を受けてきた。2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)では、団体に初出場して日本の2大会連続の銀メダル獲得に貢献。帰国後は「4年後の団体では得点源になりたい」(吉田)、森田は「もっといい色のメダルを持ち帰りたい」(森田)と早くも先を見据えていた。
上位20組によるFDは28日(日本時間29日)に行われる。吉田は「自分たちの強みを最大限発揮できるように、明日は思いきり滑りたい」と引き締めていた。


