フィギュアスケート女子の本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)がグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うファイナル(11~13日・バルセロナ)の出場権を得た。米国協会が4日、ファイナルに進出した同国代表のグレーシー・ゴールドが左足疲労骨折のため欠場すると発表した。補欠1番手の本郷が繰り上がる。

 本郷は日本スケート連盟を通じて「いただいたチャンスを生かせるよう精いっぱい頑張ります。伸び伸び楽しく滑って自分の演技ができればと思います」とコメントした。

 本郷は11月の第4戦、ロシア杯でGP初優勝を果たした18歳の新鋭。補欠の2番手は宮原知子(大阪・関大高)、3番手は村上佳菜子(中京大)で、日本女子は14シーズンぶりにファイナルに一人も出場できない事態を免れた。

 ゴールドが優勝した第6戦のNHK杯終了時で、ファイナル進出者はロシアから4人、米国から2人だった。