バレーボール男子の日本代表、植田辰哉監督が10日、ロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選終了後の記者会見で進退について「ロンドンが一つの区切りと考えていた。出場できなかったのは私の責任。自分から言えないが、協会に預けてある」と辞任を示唆した。

 日本協会の鳥羽賢二男子強化委員長も「本人も区切りと思っている」と否定しなかった。ただ、中旬に再開されるワールドリーグの残り試合は指揮を執る予定。植田監督は、日本男子を08年北京五輪出場に導いた。