<カーリング:日本選手権>◇第1日◇3日◇長野・軽井沢アイスパーク

 スクアドラ軽井沢のスキップ松村保は大会最年長の52歳。「この年で、若い人と同じ立場で戦えるのがカーリングの魅力」と話した。98年長野五輪出場を逃した後はジュニア指導に力を入れたが、2年前に現役復帰。自らの教え子たちを率いて中部大会2位となり11年ぶりの日本選手権出場を果たした。最年少はチーム軽井沢のリード荻原詠理で11歳(軽井沢町立東部小5年)。孫のいる選手と小学生が日本一をかけて戦えるのはカーリングならではで、日本協会の浪岡専務理事も「誰でもできるのが魅力です」と話していた。