ラグビーW杯日本大会で過去最高の8強入りを果たした日本代表が21日、都内で総括の記者会見を行った。前日20日の準々決勝(東京・味の素スタジアム)は、南アフリカに3-26。会見場に入ってきた選手たちは、拍手で出迎えられた。

3大会連続出場となったフッカー堀江翔太(33=パナソニック)はラグビー人気継続へ呼びかけた。

「2011年の時にニュージーランドでW杯が終わって帰ってきたら、記者が2~3人やったかな? …ぐらいで。今これだけいるのは、考えられないこと。これを『継続せなアカンな』って思います。選手ができるのは、どれだけ強くなれるのか。どれだけうまくなれるのか、が僕たちの仕事。(人気継続は)選手だけではできない。協会も含めて、みんなで上にどんどん上がっていければと思います」

今大会は代表の兄貴分として、周囲の精神的支柱となってきた。日本ラグビー界の発展を思うからこそ、大会後も「ONE TEAM」を訴えた。