日本ラグビー協会は18日、W杯日本大会で日本代表を史上初のベスト8に導いたジェイミー・ジョセフ氏(49=ニュージーランド)と、来年1月から、新たに4年間の契約を結んだと発表した。

ジョセフHCは、W杯での日本の活躍により、その手腕が世界から評価され、大会後にニュージーランド協会が次期代表監督の1人に名前を挙げるなど、去就が注目されていた。

日本協会の公式サイトで同HCは「はじめに、ラグビーワールドカップ2019日本大会において、日本代表を応援してくださった多くのファンの皆さま、そして大会を運営していただいた関係者の皆さまに心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

私たちは目標としていたベスト8を達成しましたが、その先を見据えると、まだまだやらなければならない課題があります。そのためにも、私はもう一度日本代表と一緒にチャレンジする道を選びました。今まで以上にチームを強化していきたいと思います。

私は、日本のラグビーに大きな期待感を持っており、次のラグビーワールドカップに向けてチームを指揮できることを大変光栄に思っています。

日本は、選手として、そして今は、コーチとしての私のラグビーキャリアの中で大きな役割を果たしてくれた存在です。ですから、日本ラグビーフットボール協会や日本のファンの皆さまよりご支援いただくという事は、ヘッドコーチとして、とても意義のあることですし、深く感謝しています。

今年のチームの面々は、皆が”OneTeam”となって、共に考え、ハードワークし、また、スマートに取り組むことで、ラグビーという競技の中でどんなことが成し遂げられるかを世界に示しました。

次のラグビーワールドカップに向けての準備は今日から始まっています。”2023年のOneTeam”の一員になりたいと思っている若い選手の皆さまも、今から挑戦を始めることが大切です!

これからも、日本代表へのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。