A組で初優勝を目指す開催国のフランスがウルグアイを退け、2連勝で勝ち点8とした。

初戦のニュージーランド戦から先発12人を入れ替えたフランスは前半4分、FBジャミネのPGで先制。しかし3分後、ウルグアイのWTBフレイタスにトライを返され逆転を許した。すぐに反撃し、SOアストイのトライで再び勝ち越し。シンビンで1人少ない時間帯もあったが、前半を13-5で折り返した。

後半もウルグアイの粘りに遭い、13分にFBアマジャにトライを奪われ1点差に迫られた。だが、すぐに相手キックのチャージからFWマウバカのトライでリードを広げると、後半34分にもトライを重ねて勝利した。

終わってみれば27-12と15点差をつけての勝利だった。ただボーナスポイントとなる4トライは奪えなかった。

フランスのラファエル・イバネスGMは「まず最初に言いたいのはウルグアイの功績だ。彼らは情熱と心を持ってプレーした。我々には厳しい戦いとなったが、2つ目の勝利を挙げたことが成果であり、最も大事なことだ。ボールを持った時にいくつかミスがあったし、前半間際に得点できなかったし、これがW杯というもの。それでもフランスで行われている大会とあって観衆が素晴らしい雰囲気をつくってくれ、それ(声援)が大きな後押しになっている。選手に大きなエネルギーを与えてくれている。ファンのおかげだ」と感謝した。