2連覇を目指す南アフリカ(世界ランク1位)が開始早々、アクシデントに見舞われた。

前半2分、先発フッカーのボンギ・ムボナンビ(32)がラックの攻防で膝を痛め、途中交代。控えのディオン・フーリー(37)が投入された。南アフリカは今大会中に主力フッカーのマルコム・マークス(29)が負傷離脱。SOハンドレ・ポラード(29)を追加招集したため、フッカーが専門のムボナンビ、FW第3列を兼ねるフーリーとの2人体制で勝ち上がってきた。

スクラムやラインアウトの要となるポジションで、手痛い開始早々の交代となった。

ニュージーランド(同2位)も一連の攻防で危険なプレーがあったフランカーのシャノン・フリゼル(29)がイエローカードでシンビン(10分間の一時退場)となり、序盤から荒れる展開となった。