史上最多4度目の優勝を目指すニュージーランド(世界ランク2位)のフランカー、サム・ケーン主将(31)がレッドカードでよもやの退場となった。決勝でのレッドカードは初となる。

ケーンは前半29分、頭部へのタックルでイエローカードが示され、今大会導入された「バンカー」システムが使われた。一時退場の間に映像で詳細にチェックが行われ、同34分に主審からレッドカードが示された。

近年、ラグビー界では肩から上に対する「ハイタックル」を安全性の観点から厳しく取り締まっている。

南アフリカ(同1位)とともに最多4度目の頂点を争う一戦で、手痛い主将の退場となった。