日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)の番付編成会議を開き、ともにモンゴル出身の貴ノ岩(22=貴乃花)と鬼嵐(29=朝日山)の新十両昇進を決めた。貴ノ岩は、2004年に部屋を継承した貴乃花親方(元横綱)にとって、自身が育てた初の関取になる。鬼嵐は所要71場所での新十両となり、外国出身力士としては65場所の千昇(式秀)抜いて、最スロー出世となった。