<バレーボール:全国高校選抜優勝大会・古川学園2-0就実>◇2日目◇21日◇女子2回戦◇東京・国立代々木競技場

 前年度準Vの古川学園(宮城)がストレートで就実(岡山)を下し、4年連続26度目の初戦突破を決めた。大会直前に主将を任された池田智美(2年)を中心に、高さと速さを生かしたコンビバレーを展開。10年ぶり5度目の優勝に向けて発進した。

 優勝経験校対決を制した。第1セットは1度もリードを許さずに奪取。第2セットは最大11点リードから詰められたが、ここも7点差で奪った。岡崎典生監督(40)は「1つのヤマだったが、初戦の割には落ち着いたプレーができ良いスタートになった」。池田主将は「最後に、一気に決められなかったのは反省」と気を引き締めた。