<東都大学野球>◇第4週2日目◇26日◇神宮

 中大、東洋大がともに敗れて自力優勝が消滅した。中大は国士舘大戦に1点を先行しながら追加点を奪えず、6回に3点を失って逆転負けした。ドラフト1位候補の沢村拓一投手(4年=佐野日大)は登板しなかった。東洋大は青学大に1-2で敗れた。エース藤岡貴裕投手(3年=桐生一)が1回に2ランを浴び、反撃できずじまいだった。高橋昭雄監督(62)は「藤岡はあの(2ランの)1球だけだった。打線が打てなかった」と悔やんだ。27日の亜大-国学院大3回戦で国学院大が勝てば、勝率で他校を上回るため、創部80年目にして初の優勝が決まる。