東海(茨城)が古川圭介投手(2年)の好投で夏の大会19年ぶりの勝利をつかんだ。

 試合終了と同時に「やったー」と多くの選手・応援団が抱き合った。そんな、輪の中心にいたのが身長190センチの古川だ。最速120キロのストレートと100キロ台の変化球を織り交ぜながら9回を6安打1失点の完投勝利。「今日の投球は70点」と満足はしていなかったが「勝ててうれしい」と笑いが止まらなかった。

 チームは次戦で岩井との試合が組まれている。「1戦1戦です」と大津正志監督(51)が話すように目標の一戦必勝で夏を戦い抜く。