清宮幸太郎内野手(1年=早実)が、高校での公式戦16試合目で初の無安打に終わった。

 前日のブラジル戦に続いて「4番DH」で出場。2回の第1打席は、191センチ左腕ギャレットの外角いっぱいの143キロを見逃し三振。4回の第2打席は四球を選んだが、6回は無死走者なしで二飛に倒れた。8回は1死一塁で、この日初めて走者を置いた場面で打席が回ったが3球三振。「いつかこういう日は来るけど、全然ダメです」と肩を落とした。

 1次リーグ最大のライバル米国を撃破したことについては「足も絡めて、日本らしい野球ができた。みなさんの力で勝ててよかった」と感謝した。30日以降も試合が続くだけに「今夜はちょっと(原因を)考えて、リセットして次はしっかり打ちたい」と気持ちを切り替えた。