九州学院(熊本)の村上宗隆捕手(2年)が、桐光学園(神奈川)との練習試合で9回に右越えソロを放ち、高校通算16発とした。

 早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(2年)とともに、昨年から1年生スラッガーとして注目を集めた。昨秋に一塁から捕手に転向。今回の関東遠征は3日間で3本塁打を稼いだ。

 この日の早実戦では、清宮に1本塁打を含む3安打を許した。マスク越しに見た清宮について「去年(の5月に練習試合で)やった時より打席での余裕や風格が違った。スイングスピードも速くなって、バットがいきなり出てくる感じだった」。目標は甲子園での再戦。「今は全然向こうの方が上だけど、追い越せるように頑張る」と刺激を受けていた。