日大三が早実にサヨナラ負けし準優勝。来春センバツ出場が微妙となった。

 1-4で迎えた5回、大砲の5番金成麗生(かなり・れお)内野手(2年)が右中間へ同点3ラン。金成は4-4で迎えた9回にも一時は勝ち越しとなる2点適時二塁打を放つなど4安打5打点と打ちまくった。金成は193センチ、101キロ。ニックネームは、米俳優レオナルド・ディカプリオにかけて「体が大きくて(名前が)レオなので、デカプリオです」。

 しかし9回裏、清宮を5打席連続三振に仕留めたエース桜井周斗投手(2年)が力尽きた。6-6の同点に追いつかれると最後は4番野村にサヨナラ2ランを打たれ涙をのんだ。

 センバツ出場枠は東京・関東で「6」。優勝した早実と関東の4強(作新学院、東海大市原望洋、前橋育英、高崎健康福祉大高崎)は当確。残る1枠を関東8強の慶応、横浜、山梨学院、中央学院と争うことになる。