明徳義塾(四国=高知)が今夏甲子園大会準決勝で敗れた作新学院(関東=栃木)に快勝した。

 4回に今井涼介内野手(2年)が先制ソロを放ち、この回9人攻撃で5点を先制。エース北本佑斗(2年)が甲子園優勝校の打線を2点に抑えて完投した。

 馬淵史郎監督(60)は「作新のことはめちゃくちゃ意識していましたよ。3年生もリベンジしてくれと言っとったし。普段は明治神宮のときはビデオとか見ないけど、今回はデータも取ったし」とにんまり。今井は「練習試合も含めて高校に入って初めてのホームランです。最初はホームランと気付かなくて、回っているうちにレフトが見送ったのを見て気付きました」と大舞台での高校1号を振り返った。