21世紀枠で初出場の不来方(こずかた・岩手)の女子マネジャー・越戸あかりさん(2年)が憧れの甲子園の土を踏んだ。

 14日の甲子園練習では外野ノックの補助でボール渡しをしたが、立つ場所は人工芝部分に限られていた。

 越戸さんは「甲子園に来る遠征前に小山先生(監督)に呼ばれて、3人でじゃんけんして決めました」と明かし「勝った瞬間は、一瞬で体が冷たくなった。マジか~って。明日は緊張すると思うけど、不来方らしく堂々と歩いていきたい」と興奮気味に話した。同じ女子マネジャーの斉藤有香さん(2年)川崎日菜さん(2年)については「いいな~って顔をしていた。(じゃんけんに)勝った以上は胸を張ってやりたい」と目を輝かせた。