至学館(愛知)が延長12回の末、甲子園初勝利を逃した。

 4-4の延長12回、守備で3失策が絡み、2点を勝ち越しされる。

 その裏、1死二、三塁から橋詰拓投手(3年)の三ゴロの間に1点を返す。さらに2死二塁のチャンスに、藤原大介内野手(3年)の打球を捕球した三塁手と二塁走者・大谷康稀外野手(3年)が衝突し、守備妨害で試合が終了した。

 麻王義之監督(53)は「ランエンドヒット。スタートを切ってそのままベースに進んでいったところ、打球と一緒になってしまった。決して故意ではない」と説明した。